しようとしない

このあいだのセッションで
立ち位置を決めて
その場で落ち着いていくのを
待っているとき
 
自分が何かをしようとしている
したがっていることに気がつく
 
 
こんな時ほど
何もしないこと
 
そこで何かをしてしまうことは
わたし側の何かを満たすための行為となる
 
 
 
クライアントさんと
身体を通して
コミュニケーションをしていく場に
小さなズレが生まれ
開かれた自由な文脈とは
違うものになってしまう
 
 
 
自分がその場にイールドしていくことへ
意識を向けていった
 
内側が静かになりしばらくすると
身体の微細な動きが生まれ始め
そのダイナミクスに身をゆだねていくと
クライアントさんの細胞たちにも
動きが感じられるようになり
微細な動きが全身へ広がっていった
 
 
 
植物たちのように
野生の動物たちのように
自然の一部である
わたしたちの身体を通した
コミュニケーションの可能性へ
開いていたいと思う
 
 
社会の中で
それぞれの物語を持つ人間同士が
その物語から少し離れて
その場にいる
だからこそ生まれてくる動きがある
 
 
物語をもつ人間同士としての
関わり合いが
救いを運んできてくれることもある
 
 
どちらの世界も
自由に行き来できるようでありたい
 
 
 
何かしたくなっている時
そこには気づいていたい
 
 
そこに気づいていないと
無意識に
その場に生まれている流れを
コントロールしようとしてしまう
 
セッションの場において
それは相手への攻撃や暴力に
なってしまうこともあるから
 
 
 
 
 
美しいヒンメリ