前回ご紹介したご感想の中にもありましたが、
安心をゆるす
安心を受容する
私たちの身体が安心を深く受け入れていくことは
簡単なことではありません。
特に子どものころに
慢性的に緊張状態にある環境の中で
過ごしてきた身体にとって
ただ安心してそこに居る
安心して誰かとつながる
それを経験することは容易ではなく
安心という経験が少ないまま成長していきます。
そのような身体が安心を受け入れていくまでには
十分な時間が必要です。
これは身体の記憶、適応反応なので
いくら頭で理解をしていても
身体が安心という経験を身につけていくのは
時間のかかるものです。
クライアントさんたちの多くは
何度もセッションを重ねる中で
安心を身体を通して経験され
安心するってこういうことなんですね。
神経が休まるってことを今までしらなかったのかもしれません。
そんなことを口にされます。
ここまでに1年〜3年くらいかかる方もいらっしゃいます。
私自身もセッションの中で
安心ってこういうことをいうんだ。
初めて安心を経験するのかもしれない。
そんな深い安心を身体を通して経験できたのは
SEセッションを受け始めて1年以上経った頃だったように記憶しています。
身体が安心とともに居られるようになるまでの道のりは、ぜひご自身にたっぷりと時間を用意してあげてほしいなと思います。
「自分のためでなく人々のために働く人は、
いたずらに急がない。
人々が良きことを受け入れるには、
多くの時間が必要なことを知っているから。」
マハトマ・ガンディー