セッションのご感想

クライアントさんからいただいたスタンダードセッションのご感想をご紹介させていただきます。
 
改めていただいたご感想を拝見して、今私が子どもにできる大切なことは何なのか教えていただいたように感じています。
 
ご感想ありがとうございます。
 
 
対面セッションの再開は来月から少しずつ始めていこうと思っています。
またこちらのブログでお知らせいたします。
 


 
今回のセッションでは、ベッドに横になると体が緩まろうとする動きと固まろうとする動きが同時に起きているのを感じていました。
また体の色々な場所もピリピリとしていました。
 
それから、女性に対してのものすごい恐怖感がしばらく出た後、母親や父親に対しても強い恐怖感や嫌悪感が出てきていました。
 
それはあまりにも強い反応で息が苦しく圧倒されそうだったので、ぬいぐるみをサポートとして肩に置いてみると少しずつ楽になるのを感じました。
 
そして、左側の手にはクッション、右側の手にも柔らかいものを握ることにしました。
可愛らしいものや柔らかいものを触っているとまた少し嬉しい気持ちになり、体が緩んでいくのを感じます。
 
 
しかし、緩んでいくことに体が戸惑いを覚えるようで、怖いイメージや気持ち悪いイメージもまた強く出てきてしまっていました。
でも、それもそのままにして、手の柔らかいものの感触に意識を向けていると、怖いイメージも次第に落ちついていくのを感じました。
 
 
その後、右側に主人のお母さんの顔が浮かんできました。彼女に対しては、私が苦手だと思う女性の要素をあまり感じないような気がしました。また主人の顔も浮かび、美味しそうなお菓子のイメージまで浮かんできました。彼らは陽気な感じで、私も楽しい気持ちになっていると、いつのまにか右側の体が息がしやすく楽になっていました。
 
右側が楽になってくると逆に体の中心部、胸からお腹の硬さもより感じるようになりました。そこには、親戚や周りの大人達から感じていた意地悪な目線に対しての幼いころからの悲しみがある気がしました。
そこで改めてお義母さんや主人が持つ人に対して温かい目線は私にとって、とても心地の良いものなのだなと感じました。
 
 
その心地よさを感じていると、突然、自分が赤ちゃんになったような感覚がして、手をグーパーしたい感覚が生まれました。
足も伸ばしたり縮めたり、体も右に左にへと倒してみたくなりました。少し驚きましたが、その衝動のままに体を動かしていきました。
 
その間に浮かんでいた思考は、「次は早くハイハイをしたい、外の世界はなんだか楽しそうだから私も自由に動けたら楽しそう。」という感覚でした。
小さな私には、お義母さんや主人の姿がとても温かく優しい感じがしていて、そして彼ら自身もまた楽しそうにしているように見えたのです。
 
 
このとき初めて、幼い頃に周りの大人たちでは感じることが出来なかった外の世界への信頼や安心、希望やワクワクを感じたのかもしれません。小さな自分がこれから飛び出していく世界への喜びと希望が溢れたような気がしました。それを感じていると、こんなにも楽しく、体が自由に動けるのだと驚きました。
 
 
自分が満足するまで体を好きなように動かした後、ゆっくりとベッドから起き上がりました。
 
すると体の中から安心という感じがして、胸のあたりから「私がここにいるよー!やっほー!」と叫んでいるような感覚と陽気な気持ちが出てくるのを感じました。
 
体が緩んでいるだけではなくプラスなんだか良い感じがするのです。
 
 
「やっと終わった、ありがとう」と私の中の小さな赤ちゃんに言われた気がして、あの当時出来なかったことをこれから一つずつやっていきたいという気持ちが湧いてきました。
 
 
私は、自分で思うよりも本当に小さな頃から凍りついていて、体も思うように動かせずにいたのかもしれません。
今まで自分は不器用だったり運動神経があまりないなと思っていましたが、そもそもきちんと発達の段階を踏めていなかったのかなと感じました。
 
 
その後もなんだか自分のことが誇らしい気持ちになり、自己肯定感がアップした感じがしました。言葉にすると「私は、すごいぞ、偉いぞ、えっへん」という感覚。これが本来、小さな頃に体験するべき感覚だったのかもしれないなと思いました。
 
セッションの帰り道も、自分の中に自分がちゃんといるような感覚がずっと続いていました。