セッション(スタンダードセッション/CS60)のご感想をいただきました。
ありがとうございます。
これまでの感想ですが、一般論みたいな言葉になってしまいますが、一言で言えば身体の求めるものをちゃんとキャッチして、そういう観点からも自分を見られるようになるために役立つ、ということかなと思います(ボディワーク全般にそうかもしれませんが)。
終わった後に感じられた変化は、そのときの状況に応じてなのだろうと想像しますが、いずれにせよぜんぶ様々でした。
もし私がセッションを受けてリラックスして明日からバリバリ働くエネルギーを回復したいぞと思って受けたとして、でも身体のほうはむしろ休みたくて、そうするとセッションを受けたらもっとぐったりというかゆっくりというか休みたい感じになって実際休んだりする、ということも起こるかと思います。ちょうど前回のCSの翌日はそういう感じだったのかなと思いました。
でもそれが醍醐味というか、いわば「小賢しい」エゴからの観点にばかり基づいていたら何かしら全体のバランスを崩していってしまうところを、いったんベースとなる身体に戻って「身体のご意見」もお伺いした上で、これからを考える素地とすることができる機会がセッションなのかなと思いますし、長い目で見るとそのほうが、ほんとうに自分の求めているところにちゃんと近づいていく近道なのだろうと思います。
セッションでは単純にあまり普段感じない感じを味わえるのも多くて、それも個人的には興味深く、面白いところです。
イールドワークでは頭の左下側のほうにすごい奥行きを感じたし、身体が液状化した感覚(もともと身体は液状といえば液状といえるものなのかもしれませんが)とか、それに伴って、水の入った風船のようなもの(=私の身体のことですが)が徐々に形を変えていくような感じで手の表裏が裏返るようになるとか、頭から足まで丸めて輪のようにぐるっとくっつくとか、そんなふうに身体がありえない形に知覚できたり動いていく感覚(もちろん、実際そうは動かないのですが)がありました。
以前は宙に浮いているというべきなのか、付いている背中の下側のほうに固くない空間(のようなもの)を広々と感じたりしたのも覚えています。
などなど、イールドのときは何かしら空間知覚的にちょっとユニークな感じを感じられたのが、私にとってはいくつものセッションを通じての共通点だったかもしれません。