Somatic Experiencing

 

トラウマとは神経系に閉じ込められた未解放のエネルギーである。去の出来事そのものにあるのではない。         —ピーター・リヴァイン

 

ソマティックエクスペリエンシングは、
米国のピーター・リヴァイン博士により体系化された体と神経系の統合をベースにしたトラウマ療法です。
 
トラウマは、ストレスに対する身体の正常な反応として放出されるべきエネルギーが々な理由によって放出できずに神経系に残ってしまうことで引き起こされます。
セッションでは神経系にたまった過剰なエネルギーをっくりと解放させることを目指しています。
身体の状態を感じ、それに呼応して身体が自然に反応することでが少しずつエネルギーを解放していきます。
 
身体の状態を感じることが重要であるため、きっかけとなる体験や出来事について葉で語ることは必ずしも必要ではありません。の為、自分の自覚していない出来事による影響や、児期から記憶に関わる海馬の発達する3歳以前の経験による影響に対しても応できる可能性を持っています。
エネルギーが解放され神経系の統合が進むにつれて、来持っている自己調整力や回復力、神経系の柔軟性を取り戻すことで今、この瞬間にいるあるがままの自分」を信頼し、生の流れに身をゆだねることができるようになっていきます。

 
 
 
 
・なんとなくいつも不安がある
・慢性的に続く原因不明な身体症状がある
・やめたいのにやめられない行動がある
・今ここにいる感じがしない
・過去のことに囚われて前に踏み出せない
・感情的になるとなかなかおさまらない
・なぜか働きすぎてしまう
 
 
このような症状の背景にはトラウマが関係しているケースがあります。
トラウマとは未解放のエネルギーであり、未完了のままになっている身体反応の表現です。
 
スタンダードセッションでは、
セッション時に身体の反応の中にトラウマ(未完了のプロセス)を調整する動きが出てきたときにSEを取り入れています。
扱うべきトラウマがあるとわかっていても、
人それぞれトラウマを扱うのにはちょうどよいタイミングがあります。体に流れるプロセスを尊重しながらセッションをしていきたいと考えています。体のプロセスを尊重しながら進めて行くことの方がい目で見た時に身体の統合への道は早いと私自身の経験から感じています。

トラウマを綺麗に消去しようとフォーカスを当てすぎてしまうと、ラウマを捕まえに行って、逆にトラウマに囚われ続けてしまうといった末転倒なことはしばしば起こります。

いろいろな経験に対峙していける柔軟な身体をゴールとしながら、体を含めた個々の生命の流れの統合を目指していきたいと考えています。
 
トラウマとの関わり方はセラピストによっても違いがあります。自身の感じることを大事にされながらセラピストを選ばれてみてください。
ご自身に合うセラピストに巡り会えますように。
 
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