先月、SEトレーニングにアシスタントとして参加するために沖縄に1週間ほど滞在していました。
そのタイミングで宇宙マッサージの予約が取れて、約4年ぶりにプリミさんに会いに行ってきました。
約束の場所へ車で向かい待っていると
プリミさんが迎えに出てこられて
その姿を久しぶりに拝見して
あぁ
そうだった
そう何かを懐かしむように
久しぶりの感覚を味わいながら
今の自分がどんな無理をしているのか
自分自身にどんなうそをついているのか
そんなことが浮かび上がってくるようで
自分の本来の姿はどうだったのか
その輪郭が少しずつ思い出されていった。
久しぶりにお会いしたプリミさんはお変わりなく
いつでも自分自身を体現されているその姿から
一人の人が
ただ自分であるということを全うしていることの凄みやそのパワフルさを全身で感じていた。
私たちが世界に対してできることって
これだけなのかもしれない。
きっと自分であることだけ。
私もその道の途中にいるのだろう。
久しぶりの対面宇宙マッサージは
自分という存在の要となるところを思い出し
またそれを新たにアップデートするような体験だった。
ここから始まった動きがどんなところへ流れついていくのかぼんやりと眺めている。
その後、いつか行ってみたいと思っていた
「波羅蜜」さんへ海沿いをドライブしながら向かう。
着いてみると本当に気持ちの良いところで
空間や食事、働かれている根元きこさんご家族のみなさんの動き、
そこに流れているすべてが美しくて
その日一日の動きや流れの中に感じる何か大きなものに見守られているような感覚に何度も泣きそうになる。
時々、ご褒美のように
こんなふうに世界に存在している
美しさに触れる時間があらわれる。
沖縄へ向かう飛行機が離陸する時から始まっていたのかもしれない。
機体が陸から離れていく時
外を眺めながら
何かから解放されていくような感覚とともに
静かに涙が流れ
世界は美しい
そんなに悪いものじゃない
そこには広い世界がある
そんな感覚とともに
日々の出来事の中である枠の中に押し込め
きゅうきゅうに縮み込んでいた身体が
少しずつ自分のサイズに戻っていこうとしているのを感じた沖縄行きの始まりだった。
この沖縄の滞在は
自分のこれまでの人生
そこに関わるすべての人々
脈々とつながってきたすべての出来事
それらすべてが許されていくような
とても開かれた場所で
これまでのことを再確認し、肯定されていくような日々だった。
こういうもんだよね
社会で生きていくにはこうでないとだよね
そう自分に言い聞かせながら
いつの間にかあきらめることを
選んできたものたちを
あきらめなくていいのかもしれない
あきらめなくても生きていけるのかもしれない
沖縄で出会った方たちは
それをあきらめていなかった
自分たちの世界をあきらめていなかった
その姿がとても軽やかで
こうやって生きていけるんだ
そんな希望を見せていただいた。
きっともう少し先に
この沖縄のことを振り返った時
自分の潮目が変わったきっかけになったと
よりクリアに見えてくるのだろう。