スタンダードセッションのご感想をご紹介させていただきます。
ご感想ありがとうございます。
今まではセッション時に体が固くてベッドに寝にくい感覚がありましたが、今回ははじめから寝やすいような楽な感覚がありました。
左側に硬さはあるものの、全体的に体が緩もうとする速度が早いように感じました。
しばらくすると左胸のあたりに細かい震えが起きて、そこにあったエネルギーの解放が起きているようでした。この一連の動きも以前よりも早くなっていて、体が変化してきていることを改めて感じられました。
今回、一番印象的だったのは、セッションの中で鈴木さんが私の手に触れた時に強烈な恐怖を感じたことです。怖い、殺されるという感覚が出てきたのです。
鈴木さんはセッション中に何かを強引に進めるということはなく、いつも確認をしながら進めてくださいます。今回も「手に触れても大丈夫ですか?」と言われて「大丈夫です」と答えた後だったので、自分の体の反応に驚きました。
これまでタッチを何度も受けているし、このような反応が出てくるなんて想定外でした。このまま我慢しようかなという気もしたのですが、「すみませんが、手を外してもらってもよいですか?」という言葉が自然に出てきました。
それを言った後に強い罪悪感が出てきましたが、鈴木さんから「言ってもらえてよかったです」と言われ、ホッとしました。
この反応は、自分でも本当に驚きました。私の体は、人から触れられた時に強烈な恐怖と嫌悪感、気持ち悪さなど不快な感情を感じ、全身で拒否反応を示していたのです。
昔から人から触られるのは得意ではないと思っていましたが、これほどのものとは思いませんでした。
恐らく私はずっとこのような状態で生きてきたのだと思います。
セッションの中で、その感情をリアルに感じて、それを相手に伝えられたこと、これは私にとって大きな一歩だったと思います。
また、今回気付いたのは、私は今まで人に対する強烈な負の感情や反応を持っていることを恥じ、罪悪感を感じていたのではないかということでした。
自分が皆とは違う人間失格のような感覚があり、その後ろめたさから、それを補うように、隠すために、過剰に人に尽くしたり他人の苦しみを背負ってきたように感じました。
でも、今回のセッションで、この強烈な反応が自分の中にあっても良い、そしてその反応を表現しても受け入れてもらえる場があるのだと感じることができたように思います。
深い部分で自分が許されたような気がしたのと同時に、もう過剰に他人のものまで背負わなくても良いのではないかという気持ちが生まれてきました。