ひそやかに耳を澄ます者

先日、ミニシアターの存続が厳しくなる中でUPLINKが見放題で映画を配信していることを知り、配信映画を調べていく中で予告動画でのその静かな佇まいに心惹かれて、「シーモアさんと、大人のための人生入門」という映画を観ました。

 
この映画に流れ続ける音楽に、今の状況の中でどこか張り詰めていた身体が少しずつほぐされていくようでした。
それから何度も繰り返し、この映画を聴くように観ています。

 
映画の中で語られる彼の言葉は、彼の音楽のように美しく、ずっと美しい音楽を聴いているようです。
美しいものに触れていると静かに身体が喜びで満たされていき、生きていることを世界から肯定してもらえたようで、その安らぎから涙がでました。
そこには、こんな風に生きられるのだという希望がありました。
 
 
そして自分が人生に求めているものがシンプルに浮かび上がってくるようでした。
 
それぞれの方がその人自身の美しさを生きていく
そのお手伝いをしていきたい。
そこにある美しさを体現していきたい。
身体を通して語られる音へ耳を澄ましていこう。
 
その美しさとは何かを付け足されたような装いではなく、
あるものが、そこにあるべき姿であること。
生命のダイナミクスが発現され、調和されていること。
 
少しでも多くの方が本来の生命のダイナミクスと調和され、その方の美しさを生きている世界を見てみたい。
 
そこへ向かうための学び、技術の探究をし続けること。
自分の人生を生きていくこと。
この2つを統合させていく歩みをこつこつと進めていこうと。

 
 


 

 

誰もが皆
その答えを探している
人生に幸せをもたらす
ゆるぎない何かを

 

私は神ではなく
霊的源泉と呼びたい

 

大半の人は
内なる源泉を利用する方法を知らない

 

宗教が腹立たしいのは
答えは”我々の中にない”と思わせていること
答えは神にあると

 

だから皆、神に救いを求めようとするが
救いは我々の中にあると
私は固く信じている

 
 

そのものの美が
現れるままにする
さらに自分も
その美に感化されるままにする