戻っていくところ

身体が整い、統合が高まっていくほど
長い時間ともに過ごしてきた
自分のもつ深いパターンが立ち現れてくる。
 
再調整される機会を待っていたものたち。
 
記憶にも残っていなかった
残そうとしてこなかった
さまざまな感情や感覚。
 
 
その未完了のまま取り残されているものたちを
完了させてあげるには
身体の自己調整力が必要となる。
だからこそ、
身体の統合が進むほど
立ち現れてくるものたちが
より深く大きなものになってくる。
 
 
 
embodimentを深めていくプロセスの中で
見えてきた幼少期の体験たちを完了させてあげる必要があるのだろう。
 
今感じている感覚は、
子どもの頃によく感じていたもので
この感覚にリソースの少ない幼少期に対峙していくことはとてもきつかっただろう。
そんな中でいろいろなことを拒否しながら、
感じないようにしながら
自分を生かしてきたのだ。
 
 
 
かなしみが満ち満ちていた場所。
行き場を見つけられない衝動がさまよっていた場所。
 
そこにまだい続けている私の魂の一部を
今の私が今に連れてきてあげよう。
そして、身体に戻っていこう。